デザインへの考え方

空想プラン

2017.06.26 デザインへの考え方
いつも規制や現実と向き合い 実際の外構プランばかり考えているとふとした時
何の制約も無く、お客様の要望も無く自由に考えてい良い物件だったら?
どんなプランを考えるだろうと空想の世界へ。
そんな空想のプラン
作ってみてから大分時間が経ったのがありましたのでちょっと陽の目にあててみようと思います。
久しぶりに観たそのプランの印象は「自分流が出ている?かな」と言う印象です。
それはプランの良し悪しではありません。
人により皆意見は違いますので あくまでも自分の感じた印象という事です。自分っぽいと。
コンペ提出架空プラン
掃き出しテラス部に水をはり 強化ガラスデッキの上を歩く事ができる計画です。
(実際製作すればいくら掛かるんだろう?)
Φ300の飛石はデザインのアクセントになると同時に ガラスデッキの脚としても機能します。白塗りした直線のコンクリートで各ゾーンを区切って
奥の芝生はこんもりと築山をイメージし 高低差を演出していますが、
これも直線と板面で構成しているので とてもシャープに見えますね。
エクステリア架空案
丸飛石とは対象に 角いかたちで景石を模して配置してみました。
植栽灯もオリジナルの方形型照明を配置しました。
日差し対策にはキャンバス地のシェードを用い(多角形で脚は斜めに傾斜させています)
外柵には傾斜に合わせて木柵を計画してみたり・・・
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やはり実現するとなると 工事の収めに苦労するような事ばかり描いていますね。
さすが空想の物件だからこそ出来る 無理矢理の力技です。
たまには 実現不可能で大胆な このような空想の世界も良いものだなと少し思います。
自分の作る外構は好き嫌いがハッキリするものが多いとは気づいていますが、
本当に賛否両論でしょうね。
自分的にはこのぐらいわかりやすいハッキリした表現をして見ていただき
好き嫌いが判断してくれた方が ありがたいと感じたりします。
sotoDesignの発想が好きだったり テイストが好きになってくれたお客様からは
声を掛けやすいのではないかと考えます。
趣味趣向の傾向がよく似た者同士が話をするので、おのずと話もはずんだりするものです。
万人受けするプランばかり考えていては、当社へのご依頼者を満足させる事はできなのでしょう。
実際、当方にご依頼頂けるお客様の声でご要望の多い事柄は
「他社のプランと違う物を見たい」というご依頼が多いです。
これはこれでアリ
弊社としては わくわく 嬉しいご依頼です。
他とは違う何かをお求めになられるご依頼者と共鳴し創作できれば
自分は 幸せなことだと感じております。
もちろん 一緒に歩むお客様にも 充分に満足していただきたい。
そのようなご依頼があった場合に 良いものを対応出来るように、
あたまで空想や いろんな準備しておく事も けっこう重要だなとあらためて考えました。
みなさまの「かわったもの作って」とのお声 お待ちしています。

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