数日前から床の自然乱形石貼り工事をおこなっています。ご覧のようにほぼ石張り工事は終了しており 後は細かい石を
残りの隙間に入れていけば貼り付け終了します。この石貼り工事なのですが職人さんのセンスがものをいう工種で
貼る職人さんの性格がものすごくでます。例えば石と石の隙間(目地)などは さいたるもので少しめんどくさがりの職人さんが乱貼りをすると目地幅がものすごく広くなり 几帳面な正確の職人さんの目地はとても細くなる傾向があります。
といっても目地が細ければ細いほど良いわけではありません。ご覧のような乱形石では適当な目地隙間も必要になってきます。海外の石貼り工事などは目地に少し隙間をもたせて 石貼りにリズムをもたせております。逆に日本庭園などで貼る鉄平石貼りなどは 数ミリ目地と言いまして目地が小さい程に職人さんの技量があるというようになります。
今回こちらの邸は純和風な創りではないので 石貼り前の打ち合わせでは適度な目地隙間をリクエストしております。
そのとおり現場では丁度良い具合の目地幅で施工してもらっているので石貼りに表情があります。
後は目地を入れれば石貼り工事は終了になります。今後工事は最終段階に入っていきますのでブログ紹介頻繁になります。
出来上がりまであとひといきです、気合入れて取り組んで参ります。