ご覧頂いているのは、美術館内の案内の至るところに設置されていたサイン達です。
これらのサインは基本的に白ベースにフォントが 黒もしくはグレーのとてもシンプルなものです。
何が書いてあるか全く読めませんでしたが、物取してみた時にとてもスッキリした感じに見えました。
日本ではこのサイン等の扱いがあまり上手出なかったりしますね。
フォントサイズがバラバラであったり、フォント色がバラバラで統一性が無かったりと、時々残念に思える事がありますね。本来こういた場所に使用されるサインなどは非常に重要で、この辺の小さなパーツ次第で展示物の見え方や人々の感じ方までにも及んでしまう大切な要素の一つだと考えます。
sotoDesignの外構、エクステリアプランの中でも非常に大切にしている事の一つに「統一」があります。
この様な小さい事にも考えが廻っていないと素敵なプランにはならないですね
写真でご覧頂いているサイン達は別に特別な装飾や加工など凝った事をしているわけではないのですが、なんか力の差を感じてしまいます。
少しです が取外しの状態も写真でご覧下さい。(館内スタッフさんの目を盗んで撮影)
とても簡単に取り替え可能です。日本的考えではもっと難しいく考えて結局ディテールが頭でっかちになり
本来の見え方にならず残念なことになっていることがよくありますが、取付もこの位シンプルで良いのではないかと思います。sotoDesignの考える門柱や表札などとどこか通じるものを感じます。
切り捨てる大切さや潔さも時には必要と言うことですね。
美術館の展示物等のレポートがほぼありませんね。来館者の中でカメラを向けている方向が違うとは思っていましたが
私にとっては、この様な事事態が展示物と同じぐらい気になる事なのでしょうがないことですね。職業病なのでお許し下さい。