デザインへの考え方

エクステリアのユニバーサルデザイン

2014.07.22 デザインへの考え方
介護保険で 住宅のリフォームに使える補助金は20万円だったと思いますが
トイレやお風呂のことや 手すりなどの設置に使って
なくなってしまうことが ほとんどでしょう。
十分ではないけれど 家の条件によっては
それで 介護の補助に十分なってくれて
過ごしやすい住環境になってくれるのだと思います。
ただエクステリアをやっているものとしては
外回りのユニバーサルデザインが気になるところです。
車椅子って 本当に 自由の少ないものなので
動線や 段差 通路幅が どうしても 重要なポイントとなります。
介護する側も 年配であれば 力も弱く
その力で動作させることが むつかしくなってきますが
人一人の体重と使い慣れない車椅子
もっと 使いやすくなるよう エクステリアにも設備したくても
補助金が使えるほど 余裕はないものです。
車がそばまで寄せられたら家の前で 乗り降りができるスペースがあれば
段差がなく 幅のある通路が取れたら
勾配の緩やかな スロープがとれたら
雨に濡れない屋根がかけられたら・・・・など
より便利にするためのアイデアは出てくるものの
なかなかそこまで 手が回らない方が現実には 非常に多い。
もっと多くの補助が出て 介護しやすい住環境にできるようになればいいのですが。
もし費用を捻出しても なんとか豊かに使いやすくしたいとお考えの方は
植木を動かしたり 石を移動させたり 門扉の幅をかえたり
エクステリアのユニバーサルデザインを
さまざまな方法でご提案しますので ぜひ一度 ご相談ください。
お手伝いできることが きっとあると思います。

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