貴重なメーカー商品が姿を消していきます
2019.08.26
オリジナルエクステリアプロダクト
sotoDesignでは門柱などはオリジナル品を創るということがスタンダードになっております。その際すべての部品をオリジナルで創ると 時間とコストが非常に高くつくので一部の部材をカタログに掲載されている既製品でまかなうことが数多くあります。上記の写真のように門柱の本体としての材料として使用し そこにオリジナルの表札や照明等の部材を取付るという手法をよく使っておりますが 経験上の話になりますがそのような楽しい商材は数年で販売中止になることが非常に多いです。これまでも他のメーカーで販売されていた商品がことごとく販売中止になってきたという経験を何度も経験してきました。上のブロックも今年の春頃にひっそりと姿を消してしまいました。その際在庫で残っていたグレーカラーのブロックだけがsotoDesogn事務所の片隅に数個だけ保管されています。これを使用しいくつかの門柱等を創ることは可能ですが その数個を使用しきってしまうと日本のどこを探しても存在しないことになります。そのような貴重な品物なので使用を強くご希望されるお客様にだけ使用していくこととなりそうです。
そこで何故sotoDesignのお気に入りな商品等がカタログ落ちするのかを考えてみてメーカーの担当営業マンにも同じように聞き取りをしてみたのですが どうやら汎用性の高い商品は使用方法が難しく工夫を凝らして使用しなければならないので使用するデザイナーを選ぶということでした。わかりやすく言うとその商品をポンと置いただけでは何も面白く映ることはなので デザイナー側の高いデザインスキルが必要だと言うことだそうです。その論で行くとこれからも汎用性が売りの商品は どんどん淘汰されていくことになりそうですが このような淘汰が進んでいくと世の中の商品やデザインが皆同じような物になってしまうのではと不安になってしまいます。いずれにせよこの風潮は外構・エクステリア業界にとって良いお話ではなく、汎用性が売りの商材を使用し唯一無二なデザインをおこなっていくぐらいの意気込みが無いと考えます。以下は各メーカーさんにお願いしたいのですが 商品の出荷数も非常に大切な事だとは思いますが業界のデザインのことを考えるのであればもう少し踏ん張って汎用性の高い商品をカタログ上に残して貰えれば幸いです。このように考えているのはsotoDesignだけでしょうか?、、、、、
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