今日は我々のお打ち合わせにも出てくる 「お客様支給品」について少しお話してみたいと思います。
お客様支給品とは字のごとく外構・エクステリア工事において お客様より預かった製品等を取付けの費用を頂いて工事のみをおこなうという内容になります。例えば他に無い一点物をお客様がお持ちでそれをつけたい場合や ネットで購入頂いた品を当社にて取り付けのみをさせて頂くといったことです。そこで支給品で工事させていただく際に お客様に最低限お守りいただきたいルールというものが有ります。それが大変だと思われる方は 相談中のプロに商品の準備もおまかせ頂く方が賢明です。
工事の工程に合わせ 商品を準備し傷まないように管理するのは思っている以上に大変なことです。施主支給品のルールは 支給頂く品を取付けた際には施工者側の故事保証が無いこと、該当工事工程に支障をきたさないためにも必ず工事日までに品物を現場納入出来る事が大前提のルールになります。もしこの最低限のルールを守る事ができない方は施主支給品の活用を考えない方がよいでしょう。外構工事というものは えてして建築の最終段階に行われる事が多い工種になります。この時期はどちらの建築主様も多忙を極めていると考えられます。
例えばハウスメーカーからの建築お引渡しや 新居のための家具等の選定やお引越し等々があり、これらの事が一時期に集中しているため想像以上に大忙しになる方がほとんどです。そこに外構・エクステリアなどに使用する品の選定から発注までをおこない現場入れするなどはと言うことは施主様にとって大変負担になって来ることが想像されます。
これら全ての時間や作業等が全く苦にならないという方に施主支給品という選択を初めて検討して頂ければと思います。
ネットで誰しもが最低金額で商品を購入出来る世の中、施主支給品と言う言葉が一人歩きしてしまっていますが今一度 施主支給品のメリットとデメリットについて考えてみました。