sotoDesignの日常

外構依頼のお客様との歩調

2018.10.22 sotoDesignの日常
経営相談
先日 北おおさか信用金庫の関係で 大阪彩都総合研究所さんから 弁理士さんや経営コンサルタントの先生がお越しになりました。短い時間でしたが 現状のことやこれからのことをお話させていただき大変意義深い時間がもてました。外部 しかも業界以外の博識なみなさんと広い視点でのお話をうかがうことは貴重な機会ですので 非常に参考になりありがたかったです。

お話する中で お客様との関わりについてご説明することがあり 話をしながら自分のお客様に対する感覚をあらためて実感することができましたので 少し書かせていただきます。
私は15年ほどまえに自宅を建設してもらいました。建築士の方に設計依頼をしてプランに1年以上かけ建築に半年以上かかりました。自分がお客様に立ってみて やっぱりだと思ったのは お客様と設計施工側は同等でなければならないということでした。やってもらう やらせていただくの気持ちをお互い持って尊重し合うことは「物販購入」と異なる「工事」というものにとって 大切な感情だと思いました。
発注する側が立場が強いと誤解しているかたも少なくありませんが それは住宅メーカーなどが媚びるかのように行ってきた営業スタイルの悪影響かもしれません。どちらが強いわけでもないのが正しい関係ではないでしょうか?お客様は 良い工事をしてほしいはずで 誰でもいいからどんな工事でもいいからとお考えになっていたら「他に頼んでもいいんですよ」と言ってしまうかもしれませんが
良い工事をする会社で 優れた外構デザインを手に入れるのにここの会社がいい!と思っていたならやらせてあげるではなく「やってもらう」と考えるはずではないでしょうか?少なくとも私達はそうでした。この先生に考えてもらって理想の家にしてもらおう、工事者に美しく施工してもらおう
それに対して対価を支払わせてもらおう・・・
卑屈に何でも言うことを聞く必要はなく それは嫌ですと言える関係でもやはりプロなんだからここは言うとおりにしようと 先生にお任せお願いする部分はありました。施工に対しても 工事をしている方に「仕事させてやってる」とか「お客は私だ」とは思わなかったし施工する方をできるだけ気遣いすることで より丁寧で親身な施工をしていただけた実感があります。まるで 我が家を造り上げるチームのような感覚でした。現在 外構ご依頼のお客様に対応するとき自分は 我が家をお願いした建築士さんのようなえらい先生ではありませんがデザイン外構のプロとしての経験やセンスを求められて選んでいただいたと考えています。自分が親身に考えベストを尽くし お客様がほしい外構デザインを提案できるのならば お客様とは 立場は対等だと思っています。えらそうにいばるつもりはありません。数ある中から選んでいただいたありがたい気持ちも同じくらいあります。だからお応えできるようベストを尽くすプロとしては当たり前のことですよね。私達はお客様とチームになりたいのです。良いお住まいにするために。デザイン外構という側面で。理解し合ったうえで ご意見ご要望をいただいて お客様との歩調を正しくあわせていけたらと思っています。

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