オリジナルエクステリアプロダクト

エクステリアの材質について

2019.04.08 オリジナルエクステリアプロダクト
インターホンカバーmasuパーツ
表札兼インターホンカバー
今日は弊社エクステリアプロダクトや外構計画で使っている素材について少しお話をしたいと思います。

と言いましても堅苦しい話では無く、これから外構工事・エクステリア工事をご検討の皆様にもお聞きいただいて頂ければと思います。
sotoDesignがエクステリア業界人になって おおよそ30年が経過しました。(あっと言うまでしたが名実共にオヤジデザイナーになりました。)
よくよく考えてみるとsotoDesignnにもエクステリア業界の事が全くと言ってよいほど何もわからない 業界初心者の時代がありました。
その頃から外構・エクステリアで使用されている いわゆるエクステリア製品の素材・材質は何ら変わり映えしないのが現実です。
鉄、アルミ、アクリル、ポリカセメント等々の当時と同じ材料で構築されている物がほとんどで 出来上がって来るエクステリア製品のデザインや要素も いつになってもある枠から脱却した製品はでてこなかったという背景が感じられます。いつの時代でも お客様はエクステリアカタログをご覧になると「どこのも似てるね」「違いがわからない」とおっしゃるのも納得です。
sotoDesignは いつもその部分に疑問を感じておりました。そういったことをふまえて過去には ダイビング等で使用する
ウエットスーツのウエット生地でポストや駐輪場の屋根等を創り 新しい素材の採用チャレンジをくりかえしておりました
が ウエットスーツの生地は海水に浸され紫外線が非常に強い場所で使用されるにもかかわらず 思いのほか色褪せに弱く 生地の強度にも問題があることが判明しエクステリア・外構での使用を断念する経験もしてきました。そういう様々なトライアンドエラーの繰り返しの中で 素材にについて学び悩む程、素材の大切さについて、美しいだけではだめできちんと外部での使用に長期間耐える素材で製品を作らなければならないと言うむつかしさを実感しました。身をもって体験したノウハウの積み重ねで この度発表させて頂いたsoto+の素材選びを致しましたので今回のsoto+のエクステリアプロダクトについては 外部、内部の仕様を選ばず 安心してお使いいただける商品になっております。
今回発表させて頂いたsoto+のmasu(マス)は まさに素材の選定が先行で出来上がったインターホンカバー/表札になります。写真では少しわかりにくいのですが 表札にあたる樹脂の表面が のっぺりしたつるつるな表面では無くシボのあるとても良い手ざわりと表面テクスチャーにより masuの完成度が一段と良いものになりました。
一度皆さんにも実物を手にご覧頂きたく考えて 今後は色々な場所で実物紹介も考えております。今回は素材選びの大切さ・素材で物のデザインも大きく変わってしまうというエクステリアプロダクト作製経験からのお話でした。

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