茨木市・コンパクトな狭小地外構でGLを上げる
施工ポイント
大阪北摂にある旗竿地の外構デザインです。 狭小とも思えるコンパクトな敷地の余白を機能的に美しくデザインするアイデアをご紹介します。
お庭の高さを上げることで有効面積を増やすシンプルな方法です。 基礎が高い建物はよく見かけます。基礎が高いということはお庭までの高低差が大きいということです。 高低差があると人間は昇り降りの動作でスペースを使うために園芸や余暇に使える部分が更に少なくなります。
ウッドデッキを窓と同じ高さで設置する方も多く見られますが結局そのウッドデッキから降りるためには またスペースが必要になるので、何の解決にもなっていません。
sotoDesignではお庭を窓の高さに近くなるまで地面を埋めて高くしています。高低差はなるべく通路の途中に計画し気にならないようにさり気なくなじませます。庭全体が同じ高さになることで統一感が生まれ機能的にもよくなります。
また 庭を埋める土は玄関アプローチなどを施工するときに発生する残土を使用します。 残土といっても建築の際に新しく搬入されたり整地されたりしたはずの まだ新しい普通のきれいな土です。従来なら残土は使いみちもなく廃棄代金を頂いて廃棄処分となりお客様にとっては 建築の際に費用を出して購入した土を、外構の際にまた費用を払い廃棄することになるので もったいないですね。その廃棄する土をお庭側に運び地面を整地して高さを上げます。
お庭の高さ自体が上がることで昇り降りがなくなることで安全にもなり、有効面積も庭いっぱい無駄なく使えるようになりお庭に植える草花や鉢植えなども部屋から地続きの高さのほうが目線が届き彩り鮮やかに感じられます。
季節感を実感できる使いやすいお庭に出来る上にコストにも無駄が出ない一石二鳥のアイデアです。
施工概要
- 所在地
- 大阪府茨木市
- 家族構成
- ご夫婦 お子様
- 邸名
- O邸