工事について

U様邸、2階工事の進捗

2017.11.28 工事について
お庭に円を書く
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大阪のU様邸進捗現場監理になります。

先日のブログでもお話しましたように U様邸の工事内容は一階部分の庭と二階部分の庭に分かれており今回は同時に工事を行っております。本日 ブログアップさせて頂くのは 二階の庭工事についてです。
先行工事でこの二階庭工事に着手しておりましたので、おぼろげに形について見えてきた所まで進んで参りました。
(先にこちらの二階庭の件をブログアップしておけばならなかったです、申し分け有りません
今回のプランモチーフは「真円」です。建物にもダイナミックな円形窓が使用されているのでエクステリア、ガーデン計画に真円を取りれておりますがやっとその形がが少し見えて来ました。ここまでくる迄に自動潅水の配管や照明計画の配線配置等色々と行ってまいりましたが、やはり一番難しかったのは この二階庭に巨大なアールを書かなければならなかったときです。
平面計画(プラン図面)で円の中心点が建物の中に入ってしまっていますので、実際には 中心にコンパスをさして真円を描くわけにはいきません。
ではどの様に描いたかといいますと、まずCADで1メートルごとのx軸とy軸の距離を測っておき、その距離に基づき各点を計測し置いていき、その点と点を結んでいくという事を行いました。現段階ではコンクリート下地が出来上がったところなので、タイルを貼り上げた後に再度、x軸とy軸を測り点を求めてタイルカットの線をケガいてカットしていくと言う手の込んだ事を行ってまいります。出来上がった真円の部分を見られても そのような事をしながら作製された事等は気づかれないと思いますが、そこはsotoDesignの最もこだわりたい所なのでとことん細かく工事していきたい部分です。それより真円が真円で無い方が見ていても気持ちよくないですね。ともすると小さな事のように思われがちですが この様な部分はどの物件においても非常重要な部分として捉えております。それは外構、エクステリアプランの時点ですでに考えて置かなければならない事になります。
少しスッキリした感じのデザインかなと思わせて、実はこの様な細かい所までこだわったデザインが実は sotoDesignの真髄だと考えております。この後もU様邸の工事はまだまだ続きます、途中に進捗をブログに書きつづりますのでお読み頂ければ幸いです。

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