外構デザインのディテール
2018.10.24
デザインへの考え方
大阪で個人のお客様に外構・エクステリアデザインしていますが 普段からどのようなことを考えてデザインしているかということに少しふれてみたいと思います。
二枚の写真は別々の完成現場の写真ですが、これらのプランにはなにげなくも美しく見えるデザイン・ディテールを
使用してあります。例えば左の写真に写っている写真のタイル端部をご覧ください。普通は300角タイルの端っこは角張った仕上がりになりますが、写真のように300アールの処理を施すとずいぶんと柔らかい雰囲気にみえ、その結果 自然石の乱張りとのマッチングもよくなりプランの不和感がなくデザインの統一感が感じられると思います。
デザインすることは何も特別な材料や特殊な事をしなくてもほんの少しのひらめきや遊び心でいかようにでもなるのではないかと最近特に感じております。何度もいいますがそれほど特別な事は行われておりませんが十分見応えのある外構の仕上がりになっているのではないかと思います。
二枚目の写真は土間コンクリートのガレージのデザイン・ディテールになります。こちらも角にはアールがとられていて、なおかつ芝生や植物のグリーンベルトの幅が変化していているので、よく使用される100ミリ程のスリットとは全く違った仕上がり感に見せる事に成功しています。それもコンクリートというごくあたりまえの素材を使用しながらこれだけの躍動感を出せるのですから、皆さんが言われるコンクリートの床は好まないという事への一つの回答にもなると思います。このようにsotoDesignでは高額な素材や特殊な材料を使用することなく皆様にお喜びいただけるデザインにチャレンジしております。この考えはこれからも変わることなく続き、これからお会いするお客様達にお喜び頂けるデザインに取り組んで参りたいと思いますので宜しくお願い申し上げます。
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