デザインへの考え方

アルヴァアールト邸の感想②

2017.12.19 デザインへの考え方
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アアルトキッチン前家具
アアルトダイニングルーム
第二回目のアルバアールト邸書き込みです。第一回目の書き込みは玄関部(外側)を観察しての感想でしたが 今回は邸内(内側)の感想を少し書き込みたいと思います。

3枚の写真を見て皆さんも何となく懐かしさを感じませんか?
何となくお婆ちゃんの家で見たような風景を思い出しませんか?
写真では少し分かりにくいですが、随所に使用されている材料(わら等ではないですが、現地の植物を編み込んだ素材)等も和テイストを感じる物が多数ありました。一旦 自分達で思う存分見て廻った後にガイドツアーなる説明を聞く事ができました。
ガイドツアーでは北欧の名だたるデザイナ達は日本の文化にも興味があり、日本文化を取り入れたデザインがなされていたということ説明で聞けて「何となく和のテイストを感じていた」と何度も書きましたが、なるほどと納得させられる瞬間でした。何度も書きますが 家のインテリア等がどことなく感じた印象通りに 北欧の有名なデザイナーアアルトの自宅デザインには きっちりと日本文化を取り入れると言う背景があったのですね。
古き良き日本の文化要素を取り入れられたデザインは今でも古臭さを感じないどころか、新鮮に見えてくるところに
アールトのエネルギーを感じます。エクステリア・外構のデザインをさせて頂いている者として 時間に左右されないデザインを考える事が非常に困難であることは理解しているつもりなので、アールトデザインには本当に感動をおぼえました。
今年も残すところもう少しです。来年は表層デザインでは無く意味の有るデザインを目指し尽力していきたいと思います。

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