sotoDesignが創造しはじめたきっかけ1
2017.09.28
デザインへの考え方
自分の作品の中に「デザイン」という言葉を使うようになったのはいつ頃からかな?とふと考える自分がいます。幼少期はというと与えられたおもちゃなどを ことごとく分解しないと気が済まない子供でした。「組み立てられないのに なぜ分解したの?」と 母親がよく言っていたような気がします。なぜって・・・中身がどんな仕組で動くのか 見てみたい ただそれだけだった。子供にはそんな難しい動機はあるはずがありませんね。そんな子供だったので 少し大きくなってくると すでに地面を掘るなどして人が入れる基地などを創っていました。家業の関係で 道具や端材は敷地の中にたくさんあったので それらを持ち出して遊んでいました。どうしよう こうしようと 自分で考えた形に創るのが 非常に楽しいと思った記憶が鮮明にあります。小中高は公立に普通に通い 大学は芸術系の大学で環境デザインを専攻しました。でも 学業にはほぼ興味がなくて ごく普通に無難に過ごしていただけでした。将来 外構やエクステリアにこれほどのめり込むとは 考えてもいませんでした。大学を卒業すると家業を手伝うようになり 毎日造園と植木剪定の作業をしていました。程なくして 少し体調を壊し半年ほど休養する時期がありました。その時初めて 自分は何ができるのだろうと考える機会になり 考えるうちに「自分はものを創りたい」とあらためて気づきました。そこで 造園の仕事をやめて ハウスメーカーの中途採用の募集をうけ 住宅メーカーエクステリアの設計営業を数年携わりました。ハウスメーカーで勤務した頃は デザインよりも売上金額に傾倒していたような気がします。会社から課せられる売上ノルマを毎月きっちりクリアする。会社側から見たら 扱いやすい社員だったでしょうね。いつしか自分の中でも 数字というわかりやすい目標を毎月クリアできるのが 心地よく感じた時期も正直ありました。そして 阪神淡路大震災を期に ハウスメーカーを退社し家業に戻ってきたのでした。長くなりますので 続きは次回に。。
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