また長雨や台風の被害では 植木が傾いたというご連絡もいくつか頂いております。
本当に局所的に吹いたおそろしいほどの強風には 古い新しい関係なく樹木も傷んでしまったようです。
お庭を造らせていただいた先代が生きていたら 大変残念がるだろうなと思うような植木の処理があったりと胸が痛みます。胸が痛むといえば 公園などの街路樹も大きく傷ついているのを見かけます。これは桜ですが 毎年美しい花を咲かせてくれていたのに痛々しいです。
桜などやわらかい樹種では この折れた木口から雨など水が回って 木が腐って行ってしまうこともよくあります。同じく折れた枝や 伸びすぎた枝をのこぎりで切り落とした後も プロなら当然にしている処置をされずに放置されている桜の木々を もったいなく眺めています。桜の木口には ボンドのような塗り薬がホームセンターなどで販売されています。それはゴムのようなもので 木口を保護して水が染み込むのを抑えてくれますのでお手間ですが ぜひ購入して処置をしてあげてください。