外構業界のこと

お庭の植木が新緑で美しい季節です

2022.05.23 外構業界のこと
マンションに住んでいるときは あまり庭木や樹木を気にすることはないかもしれません。自分で家を建てるとなってはじめて植木について考える方も少なくはないと思います。sotoDesignもブログで何度も書いてきましたが 小さなスペースでも1本のシンボルツリーでもあるのと無いのでは外構 エクステリアの完成度が違うように感じます。今のように鮮やかな新緑の季節や 秋の紅葉の季節になると

その力を実感されるのではないでしょうか。
今回は事務所の前に植えている「アオダモ」という植木をご紹介します。
最近 外構工事を完成しているこれらのお宅にもアオダモをシンボルツリーとしてご提案してきました。
アオダモはモクセイ科トネリコ属の落葉樹です。落葉するということは紅葉して冬場は丸坊主 
だけど春には新芽が吹いて鮮やかな緑の進路奥が楽しめるということです。公園など公共の場所にも植えられているので 見たことがあるなと思われるかもしれません。一般受けする 優しい雰囲気の樹木ですね。枝の先の方に葉っぱがついているのでボリュームを出すのに株立ちという樹形のものが出回っています。
まっすぐすくっと生えるのを単木 横に広がって幹が伸びているものを株立ちといいます。
大きさは庭木としては3~4mくらいまでのものです。もともと山に自生しているのはもっと大きいのもあります。5月くらいに小さなあまり目立たない白いお花が咲いてくれます。さりげなく咲くのでそれほど主張はしません。乾燥にも強いので育てやすいと思いますが 横に広がっていくので時々は剪定をしてあげたほうがいいですが基本的にそんなに手間のかからない樹種だと考えてください。弊社事務所前は 北向きですがアオダモはきれいな状態ですくすく育っています。最近夏場異常に暑くなっているのでお庭の向きも南向きがいいと言えなくなってきたように思います。とにかく西日があたらないほうがいいのと あまりカンカン照りだとお庭には何を植えても水やりが大変で気を使うことになってしまう・・・日本も亜熱帯みたいな気温ですね。ただすくすく育つ強さはアオダモのありがたいところです。葉っぱもしっかりしているせいでしょうか?シンボルツリーにぴったりだと思っています。
高槻市外構完工写真
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玄関の正面の外構エントランスs
植木の購入の様子
sotoDesignの母体は造園業今は亡き前社長が若い頃からの 長いお付き合いをしている植木卸さんにお客様をお連れして植木を見て選ぶこともあります。樹木の種類は多種多様で さらに形や大きさもいろいろあります。枝ぶりなどすべて一点物に近い感覚ですので

実際に見て選べるのはとてもいいと思います。最近はネットでも植木は買えるようになりましたが ある種 賭けみたいな気もします(笑)。
実際に 畑で見せてもらっても 自宅のお庭に据えると感じ方が違うかもしれません。IKEAでソファを買うのと同じです。でもこうして 我々も同行して一緒に見て 植木のプロと外構のプロと三者で確認できるなら 少しは安心できるのではないでしょうか?
季節が来たら紅葉してまたちがった表情を見せてくれるのでそれもまた楽しみですね。1本でも植木が入るような外構を できるだけご提案できたら季節感もあっていいなぁと思います。
sotoDesign事務所前

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