このホールの位置出しが中々難しい事になります。タイル貼りの後にカットしていくのですが闇雲にタイル下地のホールを開けれないです。この度はレーザー距離計を駆使して下地の穴決めをしたので きっちり位置出し出来ているはずですが
人の手で貼る以上ほんのすこしずつ誤差がでてきます。一枚での誤差は極小さくてもタイルを並べる数が数十枚になってくると その誤差も数十倍になって来ます。
今回U様邸の設計を開始した初期の頃からこの問題には直面していたのですが、どうしてもこのデザインでU様にプレゼンしたいという思いでご覧頂いた所、U様からもこのアールが素敵だから残して下さいとの事でした。
ですからプレゼン初期からこのアールについては 職方さん立ちとも事前打合せを繰り返しておりました。いざ実際に工事になると色々と問題がでてきますが、これまでのsotoDesignがデザインしたエクステリア・外構プランの実現に協力頂いている職方さん達は慣れておられるのか、こちらの要望に対して応えてくれます。何とも心強いです。
明日の工事工程ではほぼ全域の床タイルが見えてくる状態になりますので、この様な話の内容もわかりやすくなると思います。次回も引き続きタイル進捗を書き込みますのでお読み頂ければ幸いです。