数年お住み頂いて 新築当時気づかなかったところや住んでみて気がついた部分についてのプチリフォームになりました。
sotoDesignでは普段から大手エクステリアメーカーさんの部材をあまり使用しないでプランニングしております。
これには理由がいくつかあります。まず基本的には人と同じ物を創りたくないので既製品オンパレードはおこなっておりません。それともう一つの理由は今回のお客様のように新築されて住んでみたけど もう少しこの部分をこうしてみたいという場合に対応しやすくするためです。
どういうことかと言いますと、今回の例のように外柵の下端を伸ばしたいとか外柵を延長したいと言うときに既製品のフェンス等を使用していれば 今回のようにプチでは済まないリフォームになります。フェンスの高さを変えるということは施工済みのフェンスを外して新しいフェンスを取り付けなければなりません。そうなればフェンスを支える柱からやり替えないとリフォーム出来ません。ところがsotoDesignの使用している樹脂木でフェンスやルーバーを創っておけば今のルーバーに樹脂木を張り足せば完了しますし、縦ルーバーも同じようにほしい分だけ継ぎ足すことが可能となります。このようにプチリフォームにも簡単に対応可能です。このことからもわかりますようにデザインのみでオリジナル商品を作成しているわけではなく後々変わりゆく生活様式などにも対応できるようにと考えているわけです。
オリジナルでフェンスを作るということは 実際作業内容等において手間がかかる傾向にありますがsotoDesignではこれらの事を標準と捉えてお仕事させていただいております。良い作品を創るのには無条件で必要な思いだと考えておりこれからの作品にも引き継がれていきます。