オリジナルエクステリアプロダクト

門まわり宅配ボックスのデザイン

2019.03.25 オリジナルエクステリアプロダクト
海外製の宅配ボックス
大きな宅配ボックス
オリジナルプロダクトの話から派生して昨年のエクステリアフェアで一番多く並んでいたエクステリア商品は ほかでもない「宅配ボックス」でした。新しいトピックスの少ない外構業界としては 宅配便サービスに対するあれこれのニュースをうけてお!と飛びついたのが 宅配ボックスだったのだと思われます。大手メーカー各社が 様々な種類の宅配ボックスを提案していました。ポストのように玄関前のアクセントにもなるので 商品としては力の入れ甲斐もあるのかもしれません。ただ どこのメーカーさんの商品もやはり似たような商品ばかりです。そしていつも課題に挙げられるのが 「宅配ボックスは外出時に一回しか荷物を受けられない」という点。ご存知かと思いますが 宅配ボックスに荷物を入れて閉じてしまうと外から開かなくなる機構ですから複数回 宅配が来ると 二回目はもう開かないということです。前に入れたものが万が一紛失したり破損したら困りますからね。家族が多いとか ちょうどお届け日が重なるとか けっこう荷物が2つ以上届くことはありがちだと思いますがそれに対する対応策でいいなと思えるものが あまり見当たりません。今年のエクステリアフェアでは なにか新作が出るでしょうか・・弊社はあまりエクステリア金物のカタログ商品を使わないので詳しくないのですが。さて 以前も紹介したこちらの宅配ボックスお客様がネットで見つけたものですが イギリス製の商品です。海外はネットショッピングは日本よりも一般的ですし歴史もある。そのためか宅配ボックスも練られたものが多いです。これは二回分の宅配にも対応してくれるようです。とても単純な構造なのでなぜこれが日本でできないのかなと考えると 商品を創る側の過剰なクレーム対策というかおそらくなにかしらの 「海外ではOKだけど日本ではクレーム」の動作があるのでしょうね。それはどんなことなんだろう?とちょっと考えていました。今回プロダクトを販売するにあたって そういう日本人が過剰に反応する「危険」「雑な扱い」というものがプロダクト創りにあたり結構壁になるものだなと実感しました。シンプルなものはおそらく丁重ではないので 粗雑なんていう評価になりかねないですが不必要に機能を増やしてパーツを増やして複雑な構造にすることで高価になれば それはそれでお客様にとっては嬉しくないことだろうとも思います。安全に越したことはありませんが 正しく気をつけて使いましょう とお願いしたい気持ちが正直少しあります。なかなかバランスが難しい部分ではあるのですがそのあたりも工夫したり探りながら 一番はお客様が使いやすいことを考えて外構プランも外構プロダクトも計画し実施するべきですね。デザインの検討の中 そんなことをふと思いました。
イギリス製宅配ボックス

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